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[05/05/28]軽井沢へ来る理由は?

観察記録: 〔05/05〕軽井沢の鳥たち 地域: 長野県軽井沢町
(登録日: 2005/05/31 更新日: 2014/08/28)


きらくなバードウォッチャー


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撮影日: 2005/05/28 長野県軽井沢町


軽井沢がとても近くに


軽井沢へ来る理由は「近くなった」こと。自宅から車で1時間もかからずに着きます。信州、それも上田という場所の地の利のよさでしょう。よもや自宅が上田になるとは思いもよらず。そのおかげでバードウォッチ三昧となるのか、豊かな信州の自然環境に囲まれた生活に一変しました。
 

高原の旅愁


軽井沢が気に入った理由の一つは高原の雰囲気です。上田が標高400m、軽井沢は標高1,000mあり、この標高差は新緑の芽生えが一ヶ月近い差となって現れます。標高が変わり、時間差で新緑が毎週味わえるのは信州ならではかもしれません。毎週毎週どこかが新緑です。一番心を惹きつけるものは植生。落葉広葉樹というのは新緑も紅葉も美しいところに特徴があります。長年暮らした東北の山々のブナ森の深々とした印象も忘れがたいものがあります。信州のこの植生はそれとはまた違い何にも替えがたい。気楽に散策できる高原は軽井沢につきます。雰囲気は、青森県・八甲田山の裾野にある蔦野鳥の森によく似ています。新緑はどちらかと言うと蔦の方が早いかもしれません。植生がよく似ています。おそらく軽井沢の標高1,000mの植生が北へ行くほど低地へスライドして比較的低い蔦の森の高さへ下りるということなのでしょう。
 

密度は薄いかもしれない


ただし、野鳥の密度は薄いかもしれません。蔦野鳥の森へ行った時には、どこかで鳴いているというよりも森のハーモニーのようにさえずりが豊穣でした。それに比べ、密度が薄いのが軽井沢の特徴です。信州の山々の懐に抱かれて鳥も暮らしているわけで、広ければ分散するのは自然の理でしょう。それから木々が高い。このハンディキャップは大きなものがあります。小鳥たちが止まる場所が非常に高くて、人からかなり遠くなるわけです。おかげで「きらくなバードウォッチャー」としては難易度が高くなりました。気楽にやっていたらヒヨドリしか撮れなかったということにもなりかねません(笑)。ヒヨドリすら無理かもしれません(笑)。
 

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