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「長野オリンピック追体験」の解説

分類目次: ケーススタディ:「長野オリンピック追体験」
(初期登録: 1998/03/03 更新日: 2004/04/21)

繰り返しアプローチで気軽に作成


Multimedia Mapping支援ツール「PopCorn」のメリットは、とりあえず作って、徐々に完成に近づけるというアプローチに適している点です。いきなり余談で恐縮ですが、「完成」などという完全な状態に至ることは、何を行う上でもありえません。「完全」は、幻想に過ぎませんから、ほどほどの完成度に留めて次に繋げるというのは大切です。
 

ケーススタディ「長野オリンピック追体験」


このケーススタディでは、私が体験してきた「長野オリンピック」のビデオ記録を素材にしたWebサイト作りをしてみます。ビデオ映像を素材とした試みは、既に、『マッピング霞ヶ浦*』『マッピング津軽』『マッピング・ソウル』などで試していますので、何がどのようになるかは、ある程度の知見はあります。
 

制作フェーズ


素材となるビデオ静止画の抽出から、短時間で人に見せられる内容レベルのWebサイトを構築していくために、次のフェーズで制作を進めてみました。編集の対象となる静止画は300点です。この数が、Webのページ数にほぼ対応します。各フェーズのアウトプットは、このサイトからご覧になれます。解説をご覧いただいた後は、実際に、どのように制作が進められるのかを実際にご覧いただいて、ご確認いただくのが一番でしょう。各フェーズに要した時間は次のとおりです。

  • フェーズ0:テーマ選定と静止画抽出 60分
  • フェーズ1:とりあえずのWeb化 20分
  • フェーズ2:Webページ構成のとりあえずの分割 10分
  • フェーズ3:レイアウト等の変更 20分
  • フェーズ4:静止画へのタイトル付け 120分
  • フェーズ5:ページ構成の見直し 20分
  • フェーズ6:コメント文追加 80分
  • フェーズ7:公開へ向けての仕上げ 60分

     (作業時間合計) 390分(6時間30分)

質にこだわらなければ、時間はもっと短くて済みますが、どこまで手間をかけるかは、作る人の「納得」の問題なので、私の場合には、これぐらいになったということです。かかる時間には、同じ取り組みをしても、相当に個人差はあるものと思います。
 

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