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限界なき容量の限界

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(初期登録: 1998/05/29 更新日: 2004/04/21)

意外に容量を食わないWebデータ


前ページ「プロバイダの20MBを活用しよう」で触れたように、Webのデータは意外に容量を食いません。JPEG画像の平均容量が10KBとして、どの程度まで容量を増やせるかを少し見てみましょう。ハードディスクは価格も安くなってきているので、ディスク容量から何ページ分のデータが作成可能かを逆算してみましょう。
 

Webサーバに2GB増設すると


Webサーバに2GBのハードディスクを増設すると、何ページ分のデータが収容できるのでしょう。JPEG画像が10KBの容量だとすると、130,000ページが収容可能です。2GBのハードディスクは数万円で購入できます。ですから、数万円で2GB規模のWebサイトを構築できることになります。4GBのハードディスクなら200,000ページが収容可能です。ディスク容量の限界が、収容可能なデータ量の限界になるので、これは無制限と言い換えてもいいでしょう。大容量のディスクを追加していけば、限界はさらに克服されていきます。もっともこれだけの規模には、PopCornはまだ対応していません。増大したページ数に対応したページ構成の改善、処理時間の抑制といった課題が残ります。しかし、これらは技術的には対応可能なので、大きな問題とは考えていません。ツールのエンハンスで解決できる問題です。

100,000ページ規模のWebサイトは、既に射程距離に入っています。PopCornの行く手には、恐るべき大容量化という状況が見えています。ハードディスクは、今後もさらに大容量化と低価格化が進行していきます。DVD(デジタルビデオディスク)が普及すれば大容量化はさらに加速されることも想定されます。ですから、今後の大容量化に照準を合わせていくことは、途方もない試みではなく、既に現実的な問題なのです。
 

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