[ 分類目次(イントロ)へ戻る | ←← | →→ ] [ 分類目次(イントロ) | 初期登録(1998/01) ]

はじめに

分類目次: イントロダクション
(初期登録: 1998/01/22 更新日: 2004/04/21)

はじめに


MMM (MultiMedia Mapping) ツール「PopCorn」は、テキスト、静止画、動画、音声などのマルチメディアデータを素材として、手軽にWebページを自動生成するツールです。大量のデータを扱うほど、このツールを使うメリットが活きてきます。とりあえずページを作ってみて、徐々に内容をelaborate(推敲)していくという使い方にも適しています。

PopCornは、Perlスクリプトです。現在、MacintoshとUNIXに対応しています。Windowsには対応していませんが、いずれ対応する予定です。ツールを動作させるためには、そのマシンで動作するPerlが必要になります。

初めての方は、まず「ご利用の手引き」をお読みになって、試しにページを作ってみて下さい。ツールの使い方が一通り習得できます。
 

HTMLの手書きは止めよう


あなたは、HTMLでWebページを書くのは、わずらわしいと思っていませんか。10ページや20ページ程度の規模(10ページ台)ならまだしも、ページ数がさらに1桁(100ページ台)、2桁(1,000ページ台)、3桁(10,000ページ台)…と増えたらあなたはどうしますか? HTMLを手書きしようとは思いませんね。それ以前の問題として、そんな大規模のWebサイトを作ろうという構想が生まれないでしょう。しかし、PopCornを使うと、これは現実に可能になります。結構、手軽にページを追加できるので、予想外にページ数の桁が増えていきます。とりわけ、「映像クリップ」という方法を用いると、飛躍的に数が増えるので、2桁、3桁は多くなります。
 

大切なものは情報そのもの


Multimedia Mappingは、マルチメディア情報をハイパーメディア化する方法論"Multimedia Mapping法"と、その支援ツール「PopCorn」を一体にしたものです。ツールは誰でも使えるようになると思いますが、ツールを使うことよりももっと大切なことは、あなたが扱いたい情報そのものです。ツールは情報を発見し、生産していくための手助けをするものです。ツールがこんなことをしてくれるといいのになあ、ということがあれば、お知らせ下さい。全てをかなえることは無理かもしれませんが、皆さんのご要望を参考に、徐々にバージョンアップしていきたいと思います。
 

思考のフィードバックがWebの命


ホームページの制作で一番大切なものは何だと思いますか? 考え方はいろいろあるでしょうが、私は、ホームページ制作を思考過程そのものと捉えています。何か発してみたい情報、扱ってみたいテーマがあれば、まずは、できるところまでをまとめ、さらに見聞を広め、理解が深まったら、さらにページを追加し、既存の情報に変更を加え、思考の深化のままに、ページを進化させていくことです。このようなフィードバックが手軽に行えなければ、ホームページ制作は楽しく有意義なものになりません。最初からホームページの完成を目指すのなら、それは、別の目的から、Webページ制作を省力化すべきでしょう。よく考えられ、人に伝えるべき情報が既にできているのなら、最小限の手間でWeb化すればいいのです。時間はもっと有効に使う方が賢明です。大切な情報はいくらでもあります。やりたいことは他にもあるのではないですか。時間は、新しい創造活動に振り向ける方がずっと価値があります。
 
[ 分類目次(イントロ)へ戻る | ←← | →→ ] [ 分類目次(イントロ) | 初期登録(1998/01) ]
[ ホーム| ]
「PopCorn」リファレンスマニュアル
検索 表示 要約
ご意見・ご感想はこちらへ: 前川道博@mmdb.net