| 八坂神社の本殿、西楼門、末社蛭子社社殿、石鳥居は重要文化財に指定されています。本殿は1654年に再建されたもの。Wikipediaには「一般の神社では別棟とする本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った独特の建築様式をとり『祇園造』と言われる」と解説されています。
 
 大国主社、太田社、疫神社などの摂社があります。
 八坂神社の本殿には由緒が次のように記されています。
 
 八坂神社
 祭神
 素戔嗚尊(すさのをのみこと)
 櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
 八柱の御子神(やはしらのみこがみ)(八王子)
 由緒
 素戔嗚尊はあらゆる災難を意味する八俣六蛇(やまたのおろち)を退治して櫛稲田姫命を救って地上に幸いをもたらした偉大な神で天照大神(お伊勢様)の弟神です。
 平安時代以来、祇園精舎の守護神、牛頭天王(ごずてんのう)と付会されましたが、私共の生活万般を守る地祇(くにつか?)の代表です。その后神、櫛稲田姫命は暦に記されている恵方の神、歳徳神(としとくしん)にほかなりません。このお二方より生まれた八王子は凶方をも守ってくださる神です。
 京の町を疫病の災害から守るために発祥して、千二百年にわたって受け継がれている祇園祭は当社の祭礼です。
 毎年七月十七日、豪壮華麗な山鉾巡行や神幸祭(しんこうさい)(前祭)
 二十四日、花傘巡行・還幸祭(かんこうさい)(後祭)を中心に各種の行事があります。
 
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