全国学校ビオトープコンクール2007銀賞:山形新聞掲載


1月31日(木)、山形新聞の朝刊にビオトープコンクール2007銀賞受賞が紹介されました。
 



全国学校ビオトープ・コンクール2007で、寒河江市の南部小(安食洋一校長、360人)が東北地方で唯一、小中学校部門の銀賞に選ばれた。今後も地域色を打ち出しながら、ビオトープを児童の環境教育などに役立てたいとしている。

 ビオトープは、動植物が自然と同様に生息できるようにした空間。南部小では、地元住民、PTAなどが学校敷地南側の広さ約17アールのサクランボ畑にせき、池、園路などを整備し、2005年12月に「なかよしこみち」として開園させた。

 コンクールは、学校ビオトープの価値を広め、自然と共生した地域づくりを進めることなどを目的に、財団法人日本生態系協会が隔年開催し、5回目。幼稚園・保育所、小中学校、高校以上の3部門があり、このうち小中学校部門には115校の応募があった。07年10月に現地審査が行われ、南部小は全体的な上位5賞、各部門の金賞に続く銀賞を受けた。

 同校では、県環境アドバイザーを講師に招いた「いのちの学習会」を開き、児童の観察日記をホームページ上に掲載するなど、ビオトープを活用した環境教育を進めている。児童が日常的に自然と触れ合い、ビオトープの情報を広く発信していることや、住民らによる維持管理の取り組みなどが受賞に結び付いた。

 安食校長は「昨秋はサギ、カモなどの鳥がビオトープに飛来して子どもたちを喜ばせた。今後、山の雑木林と同じ種類の木を植えるなどして、身近な自然に対する子どもたちの知識を深めることも、特色ある活用という点で必要と考えている」と話している。

 東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで2月10日にコンクールの発表会が開かれ、表彰式のほか、同校の取り組みを紹介したポスターも会場に掲示される。
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表彰式で掲載するポスター(予定)



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