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ミッチーのほぼ日記

「青森ねぶた行2015 」について

カテゴリ: 青森ねぶた行2015 地域: 青森県
(登録日: 2019/08/11 更新日: 2024/02/22)

【CC-BY】

津軽の記憶の備忘録


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記録日: 2015/08/07



家内の故郷である津軽は私にとっては第二の故郷です。結婚して30年以上が経ち、私自身の記憶も年輪を重ねてきました。

「青森ねぶた祭」「弘前ねぷたまつり」は何度も見聞をして馴染んできました。1997年、ウェブサイト『マッピング津軽』を開設した際には「黒石ねぷた」にフォーカスを当てました。その後、五所川原の「立佞武多」が興隆し、2015年に初めて見ました。

残念ながら『マッピング津軽』は既に閉じてしまいました。そのため、継続して津軽やねぶた(ねぷた)を継続して公開している記録が少なく、2015年、「青森ねぶた祭」を記録したデータを4年ぶりに掘り起こし(マイニング=ウェブ化)することとしました。過去の記録もなくはないのですが、画像の質などの点で難があり、直近の記録画像で綴ってみることにします。
 

ねぶたの魅力


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記録日: 2015/08/07



何ゆえに津軽で「ねぶた」という立体造形文化が生まれ発展したのか、版画家・棟方志功が「ワだばゴッホになる」と言った言葉はあまりにも有名です。「芸術は爆発だ」という岡本太郎氏の言葉とも呼応します。長い間雪に閉ざされ、一年を我慢して暮らす津軽人が、夏、それまで蓄えていた、あるいは発散しきれないでいたエネルギーを一気に爆発させる創作行為が「ねぶた」ではないだろうかという気がしています。

青森ねぶたは立体の人形ねぶたです。三次元の立体物として人形が造形されます。しかもその設計図となるものは二次元のねぶた絵です。二次元の設計図がいきなり三次元の巨大なオブジェになることも尽きせぬ魅力です。

青森ねぶたは本来簡素なものでした。弘前や黒石などのねぷたが地元町内会などの単位で繰り出す地域社会の祭りであるのに対し、青森ねぶたは商業化・肥大化し、地域社会が支えるものではもはやなくなっています。日立やNTTなどの大企業が金を出しねぶたを編成して久しくなります。見方を変えると豊かな資金源によりねぶた作家は経済的安定を得てこの上ない創作活動に専念できるようになり、信じられないほどの質の高い創造がなされるようになってきました。こうした青森ねぶたの「進化形」にも尽きせぬ魅力があります。
 

青森ねぶた祭の運行への興味


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記録日: 2015/08/07



青森ねぶたはこれまでに数回見る機会がありました。毎回、夜の運行でした。ねぶた祭の最終日の昼間の運行、夜の海上運行、花火大会はこれまでに見たことがありません。そうした興味もあり、2015年の青森ねぶた祭の最終日に見に行きました。このアーカイブはその時の記録です。
 
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