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ミッチーのほぼ日記

[06/04/04]マルチメディアで自分史

地域: 上田市 束ね: その他
(登録日: 2006/04/04 更新日: 2024/02/22)


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記録日: 2006/04/04 長野大学

revolutionとevolutionとinovationでは少しずつ意味合いが違いますけど、inovationがevolutionとなりrevolutionになる。

メディアが人の生きがいづくりにどう役立てられるのかを科学的に検証していこうという研究を始めました。今日はその手始め。

自分史をマルチメディアで生成させていこうという実験。この方は70代前半。大学の近くにお住まいの方です。昔の写真を持ってきてもらって、子どもの頃、青年の頃のお話を聞きました。医療用のパルスオキシメーターで反応を測定しつつ、ハイビジョンカメラで話や表情を丸撮り。サーモグラフィも使う予定です。ホントは脳内の変化を測定したい。

昔の話を引き出すのにアルバムの写真をデジカメで撮って、一枚ずつ見ながら話を聞きだす手はずでしたが、なんとこの方はご自身で、アルバムに貼られた写真をカメラで撮って持ってきてくださった。それもピンぼけてない完璧な撮影。

お兄さんが写真が趣味で実家に帰った時に撮った写真が残っている、ということです。戦中から戦後のこの時代、こんなに写真が残っている家は数少なかったはずです。米俵を担ぐ様子とか、明らかに人物写真でない生活の記録を撮っていることに気づき。内心驚きました。宮本常一のごとく。

人を記録することが、記憶を呼び起こして生きてきたことの再確認となり、生き生きとなり、自分史が生成され、さらに地域の歴史を垣間見る地域史の証言となり、未来永劫にその人の生撮りされたインプロビゼーションが伝えられるわけですね。「ロードオブザリング」より雄大かもしれないと思いました。ホント。

いきなり革命にいきそうな予感です。進化は後からついてくる?
 

メディアクリップ

(3件)
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