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ミッチーのほぼ日記

[13/12/14]両国国技館、俵星玄蕃の道場跡

カテゴリ: 東京まちあるき2013 地域: 東京都
(登録日: 2015/01/30 更新日: 2024/02/22)


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記録日: 2013/12/14 東京都

両国国技館の前に、「俵星玄蕃の道場跡」という説明板が立っていました。「俵星玄蕃(たわらぼし・げんば)」は『忠臣蔵』でも架空の人物。にもかかわらず、玄蕃の道場は「この辺りにあった」とされているとフィクションの解説がされている点、この説明板は極めてユニークです。

俵星玄蕃は、三波春夫の浪曲風の歌謡曲『俵星玄蕃』によっても知られています。数多くの登場人物がある『忠臣蔵』の中で俵星玄蕃は、その脇役の一人に過ぎません。が、三波春夫の威勢のよい快活な歌によって人物に魂が入れられ、雪の中を「サクッ サクッ サクッ サクッ」と雪を蹴りながら駆け参じる玄蕃の情景は印象的です。

俵星玄蕃の説明板が立ったのは、三波春夫の歌の存在による認知が大きいのでは? と思います。
 

説明板クリップ


忠臣蔵 
Site of Tawaraboshi Gemba's stable

俵星玄蕃の道場跡 11


 宝蔵院流の槍の名手、俵星玄蕃は忠臣蔵に登場する架空の人物で、彼の道場は、本所横網町のこの辺りにあったとされています。
 上杉の家老・千坂兵部が二百五十石の高禄で、吉良家に召抱えようとしますが、赤穂浪士の世を忍ぶ苦心に道場を寄せた玄蕃はこれを断りました。
 屋台の夜なき蕎麦屋「当たり屋十助」に姿を変えて吉良邸を探っていた赤穂浪士・杉野十平次の前で、「のうそば屋、お前には用の無いことじゃが、まさかの時に役に立つかも知れぬぞ見ておくがよい」と、槍の技を披露しました。
 討入り当夜、助太刀に駆けつけると、杉野に会い、たいへん驚き、吉良邸外の守りを固め、本懐成就に協力したとされます。
墨田区

 

メディアクリップ

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