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よみがえる戦後山梨の記憶「村の人」501

小正月 山田の獅子舞

カテゴリ: 村の人 地域: どこか 撮影者: 内田 宏
(登録日: 2010/08/11 更新日: 2023/02/02)


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記録日: 1968/01/00 六郷町


山田の神楽獅子は県下の獅子舞の中でも最も有名で、県指定の無形民俗文化財である。伝承によると、今から400年位前、重兵衞と言う人が京都にのぼり、10年間宮仕えをしている間に優雅な獅子舞を習得して郷里に帰り、村の若い衆に伝授して1月14日の道祖神祭りにこれを演じたのが始まりと言われている。昭和2年の火災で、全ての記録を消失してしまったが、その後は口伝されて今日に至っている。舞い手、囃子方は、共親生会の会員で15才から30才までの男子が受け持ち、正月2日から激しい稽古が始まる。 1月14日、夜明けとともに、若者達は山田川のお取りの道祖神場に集まり、道祖神に注連縄を張り、獅子宮の飾り付けを行い、一同揃って参拝した後、地区の中の当家(厄年・出産・新築・新婚の家)を巡回する。舞は御神楽獅子・獅子舞段物・狂獅子・鳥刺踊り・御神楽おかめなどが舞われる。笛の音、太鼓の響きが悪霊退散・五穀豊穣・天下太平などの願いを新春の風にのせて、一年の多幸を祈りながら地域のすみずみまで伝えている。参照:甲州の祭り(写真番号 uh1039_5_4_1)
 

内田宏氏の作品について御存知の方、御意見のある方は御連絡下さい。

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