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信州上田シルクロードアーカイブ

日本シルクロード学びあい講座・港都横浜編

地域: 横浜市
(登録日: 2011/09/18 更新日: 2018/10/21)

協働学習ツアー 横浜から上田の歴史が見える


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記録日: 2011/00/00



▲北仲BRICK(旧帝蚕倉庫事務棟、1926年竣工)=本講座の主会場
信州から輸送された生糸は帝蚕倉庫の倉庫に収容され、隣接の生糸検査所を経て外国に出荷されました。
 

講座の概要


幕末から昭和にかけて蚕糸業が盛んだった上田小県は欧米との貿易が盛んで、港都横浜とも深い関わりがありました。講座では信州や上田の生糸がどのように欧米に輸出されたか、戦前から戦後の生糸貿易の変遷なども探り、横浜の受講生と共に交流学習を楽しみます。さらにあなたが主役になり、探訪した先々の様子をデジカメで撮って発信してみましょう。講座ではそのお手伝いをします。

主催 蚕都上田プロジェクト
協力 北仲スクール
期日 10/29(土)〜10/30(日)
集合 10/29(土)7:00AM 上田駅温泉口(雨天決行)
定員 先着40名(一般30名、小中学生・高校生・大学生10名)、小中学生は保護者同伴
参加費 一般20,000円、小中高校生・大学生15,000円(交通費、宿泊費、入館料、食事代、懇親会費等を含む)
主会場 北仲BRICK(旧帝蚕倉庫事務棟)
備考 当日の様子はビデオ収録し、インターネットに公開します。また参加者の撮影画像は「蚕都上田アーカイブ」に公開します。あらかじめご同意の上、ご参加ください。
申込み 10/15(木)までに電話またはFAXで蚕都上田館へ。
 蚕都上田館 TEL/FAX 0268-24-9711
 

講座内容


●第1日 10/29(土) 13:30〜17:30 講義/横浜と信州の交易 会場:北仲BRICK
13:30〜14:30 新しい地域学習のすすめ 講師:水島久光(東海大学教授)、前川道博(長野大学准教授)
14:40〜15:30横浜開港と生糸貿易 講師:小泉勝夫(元シルク博物館部長)
15:30〜16:10信州の古文書から解明される上田・横浜の交易 講師:阿部勇(上田歴史研究会)
16:20〜17:30横浜まちあるきの見どころと楽しみ方
 (夜 懇親会、ビジネスホテルに宿泊)
●第2日 10/30(日) 9:00〜15:00 横浜まちあるきで歴史発見 集合場所:北仲BRICK
生糸の輸送ルートにほぼ沿った形でのまちあるき
9:00〜12:00 午前
(最初はバスで伊勢佐木町ニューオデオン前まで移動)
 馬車道ルート 伊勢佐木町→吉田橋→旧正金銀行→弁天通り→中居屋重兵衛店跡→北仲BRICK
(12:00〜13:00 昼食休憩)
13:00〜15:00 午後
 汽車道ルート 旧横浜駅(桜木町駅)→汽車道→鉄軌道と転車台遺構→象の鼻→横浜海岸教会
●番外編
10/29(土) 横浜への入り方 神奈川宿→横浜道→吉田橋→北仲BRICK
 見どころ:横浜道の起点(浅間町交差点付近)、野毛切り通し、吉田橋
 ※幕末から明治期にかけて、舟運で倉賀野河岸経由で運ばれた生糸は神奈川宿で陸揚げされ、横浜道を通って関内に入った。
10/30(日) 横浜からの帰り バスから、ホテルニューグランド、氷川丸、旧上田町を眺める
 

講師紹介


◆水島久光(みずしま・ひさみつ)
東海大学文学部広報メディア学科教授。専門分野:メディア論。1961年生まれ。BPO放送倫理検証委員会委員。著書に『閉じつつ開かれる世界』(勁草書房、2004年)、『窓あるいは鏡』(慶応義塾大学出版、2008年、共著)などがある。
 

◆前川道博(まえかわ・みちひろ)
長野大学企業情報学部准教授。専門分野:メディア環境学。1959年生まれ。蚕都上田プロジェクト事務局長、長野県デジタルアーカイブ推進協議会会長。著書に『地域メディアが地域を変える』(日本経済評論社、2009年、共著)などがある。
 

◆小泉勝夫(こいずみ・かつお)
元シルク博物館部長。1936年、長野県浦里村(現上田市)生まれ。信州大学繊維学部卒業。神奈川県蚕業センター、財団法人シルクセンター国際貿易観光会館シルク博物館などに勤務する。著書に『蚕糸王国日本と神奈川の顛末』(編著、2006年)などがある。
 

◆阿部勇(あべ・いさむ)
1947年、長野県丸子町(現上田市)生まれ。長野県立歴史館総合情報課長を経て、現在、上田市博物館協議会会長、上田歴史研究会会長。著書に『上田小県誌』『丸子町誌』『上田市誌』『蚕都上田ものがたり』などがある。
 

横浜まちあるきルート



備考


●講座続編「蚕都上田編」は11/26(土)〜11/27(日)に予定しています。別途、参加者を募集します。

備考:横浜からも受講者を募集(10/29-30は30名、11/26-27は20名)
 

日本シルクロードとは?


生糸・蚕種の生産地と外国との交易地(殆どは横浜港を経由)を結ぶルート
信州上田と横浜は利根川ルート・鉄道ルート
●幕末期〜鉄道が通る前まで
i)定期航路開設前
信州上田→北国街道→追分→中山道→(以下舟運)倉賀野河岸→利根川→江戸川→江戸湾→神奈川宿(以下陸路)→横浜道→吉田橋→埠頭
ii)定期航路開設後
信州上田→北国街道→追分→中山道→(以下舟運)倉賀野河岸→利根川→江戸川→江戸湾→港の倉庫→埠頭
●鉄道が通った後
i)帝蚕倉庫ができる前
信州上田(上田駅など)→桜木町駅(旧横浜駅)→引き込み線→埠頭
ii)帝蚕倉庫ができた後
信州上田→桜木町駅(旧横浜駅)→引き込み線→帝蚕倉庫→生糸検査所→埠頭
 
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