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eポートフォリオ入門 学校でeポートフォリオ/山形県東根市立高崎小学校01

学校でeポートフォリオ

カテゴリ: 取材&事例集「協働学習企画」 地域: 山形県 出演者: 鈴木伸治(山形県東根市立高崎小学校教諭)
(登録日: 2005/01/06 更新日: 2005/01/06)

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鈴木伸治さん(東根市立高崎小学校教諭)、海野丈芳さん(東根市立高崎小学校校長)
授業の実際を伝えるには言葉だけでは不十分である。写真やビデオ映像があって初めて他者に理解してもらえるものとなる。しかし、ホームページ作成ソフトを用いるとページ制作に時間がかかり、多忙な状況の中で、そのために時間を割いて対応していくことは難しいと考えていた。(略)早速、これ(PushCorn)を授業の実践記録に役立てることを考えたのが、「eポートフォリオ」実践の始まりである。(鈴木伸治、月刊『視聴覚教育』2004年7月号から)
リンク先山形県東根市立高崎小学校

全文テキスト

<eポートフォリオ学習の指導>
山形県東根市立高崎小学校
http://www9.ocn.ne.jp/~takasaki/


 授業の実際を伝えるには言葉だけでは不十分である。写真やビデオ映像があって初めて他者に理解してもらえるものとなる。しかし、ホームページ作成ソフトを用いるとページ制作に時間がかかり、多忙な状況の中で、そのために時間を割いて対応していくことは難しいと考えていた。(略)早速、これ(PushCorn)を授業の実践記録に役立てることを考えたのが、「eポートフォリオ」実践の始まりである。(鈴木伸治、月刊『視聴覚教育』2004年7月号から)



鈴木伸治さん(東根市立高崎小学校教諭)

 「初めに教えることがありき」ではなくて、自分たちが疑問に思ったことを自分たちで解決していこうというふうなところです。
 子どもたちが全部企画しています。子どもたちと一緒に作っていくような感じで、基本的には子どもたちが主体ということで授業を進めています。
 ポートフォリオをお互いに見せ合うことによって、「こういうところがいいね」とかいうように他の人のいいところに気づいて、更に自分の意見も認められたなんてなれば、最高に嬉しいだろうし、学習が凄く充実したものになる。

 こういうのがあれば、私たち指導者としても、この子はこういうふうな考え方をしていて、今度は友達のいいところを取り入れたっていうことは、成長が見られるわけですよね。その成長のところで、評価できていけるだろうと。そこが一番いいところではないかなと思います。
 子供たちに本当につけさせたい力は何かというふうに自分で捉えた時に、もちろん教科独自の内容というか。あと、そこに意欲がないとそれとうまく関連していかないのだろうと。そればかりやっていては途中で飽きてしまうし、挫折してしまうし、ということが起きてしまう。自分がやりたいことがあって、そのやりたいことを到達していくためにそのスキルがうまく融合されたときに、はじめてそのスキルの意味も出てくるし、私たちが狙っている、自分たちから進んでやるといったところの力も伸びていくし、ということで。どちらも重視しながら、総合的に高めていければいいかなっては思っています。



海野丈芳さん(東根市立高崎小学校校長)

(ポートフォリオ学習は)子どもが一番見えてくる方法だろうと思っています。また、私たちの指導の方向というのと、それから中身といいますかね。そういうのがより明確に見えてきて、子供が見えて、教材も見えて、指導の方向性も見えるという非常に有効なやり方ではないかと捉えています。
 簡単に言うとスパイラル(らせん状に上昇する)に続いていくというふうに捉えていい。子どもたち自身が積みあがっていくことが自覚できる。

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