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西川町石碑石仏資料

沼之平城跡

カテゴリ: 記念碑(その他) 地域: 綱取 年代: 昭和1926〜
(2004/02/12 更新日: 2007/05/22)


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建立年:昭和62年  高147×巾74


今を去る約四百年前、天正・慶長年間・六十里越街道月山の両街道に睨みをきかし、此の要所に籠り、近郷を支配していた東海林隼人佐昌種、親睦深き間柄の谷地城主白鳥十郎の息女日吉姫が最上家に嫁せし折、白鳥十郎は最上義光の手に依り、山形城にて殺害さる。難を逃れし日吉姫は幸生にかくまれしが、夜討に合い山道を通って此の地に身を寄せられた。其の後、度々最上勢に攻められるも之を撃退せり。先に日吉姫他婦女子を烏川に非難させ居りしを、庄内より月山山越えの最上勢により、日吉姫他皆捕われて、隼人佐もついに降伏するに至った。由緒ある此の沼の平城(楯)跡を、後世に伝える為に建立された記念碑。
  昭和六十二年十一月吉日建立
 
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