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西川町石碑石仏資料

正一位福壽稲荷大明神

カテゴリ: 稲荷様 地域: 志津 年代: 慶応1865〜
(2004/02/03 更新日: 2007/05/22)


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建立年:慶応元年  高93×巾50


稲荷神社(いなりじんじゃ)
神に対する信仰の中で、庶民の間に最も広く行き渡ったのは、豊作を祈願する「稲荷神社」である。稲荷神社の祭神は宇迦之御魂神とされており、京都の伏見稲荷大社がその総本山である。稲荷神社には狐がつきものである。祭神宇迦之御魂神の別名を「御饌津神」といい、狐の古名を「ケツ」といったことから、「三狐神」の字をあてるようになり、狐が稲荷神社の使者とされたのである。昔、狐は人里の近くに住んでおり、人々の目にふれることが多かったのである。古い家では屋敷内に「屋敷神」を祀っていることが多い。屋敷神の大半は稲荷神社で、石造の祠であることが多い。

  慶應元乙丑年
 正一位福寿稲荷大明神
  十一月吉日
 
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