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西川町石碑石仏資料

奉供養庚申待

カテゴリ: 庚申塔 地域: 小山 年代: 元文1736〜
(2004/01/27 更新日: 2007/05/22)


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建立年:元文5年  高77×巾49


庚申信仰
中国の民間信仰の1つで人間の身体の中にいる三尸という虫が庚申(かのえさる)の夜に人間が寝ている間に天帝に六十日分の罪過を告げ早死にさせるため庚申の日には寝ずに夜を明かすという信仰。
小山では、この元文5(1740)年庚申の手のものが最古である。庚申塔は、庚申待を三年連続で行ったあと建立されるのが一般的である(庚申待を三度行うと三尸はお己れおののき七度行うと消滅するという)ので塔の建立以前に庚申信仰がひろまっていたことを示す。

表面     元文五申歳

    奉 供 養 庚 申 待

       八月二十二日

上部に梵字有り・青面金剛(ウン)
 
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