[ 年代(昭和1926〜)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(稲荷様) | 地域(小山) | 年代(昭和1926〜) ]
西川町石碑石仏資料

正一稲荷大明神(万年祠)

カテゴリ: 稲荷様 地域: 小山 年代: 昭和1926〜
(2004/01/27 更新日: 2007/05/22)


→画像表示 [ Lサイズ ] [ オリジナル ]


建立年:昭和15年  高55×巾31


稲荷神社(いなりじんじゃ)
神に対する信仰の中で、庶民の間に最も広く行き渡ったのは、豊作を祈願する「稲荷神社」である。稲荷神社の祭神は宇迦之御魂神とされており、京都の伏見稲荷大社がその総本山である。稲荷神社には狐がつきものである。祭神宇迦之御魂神の別名を「御饌津神」といい、狐の古名を「ケツ」といったことから、「三狐神」の字をあてるようになり、狐が稲荷神社の使者とされたのである。昔、狐は人里の近くに住んでおり、人々の目にふれることが多かったのである。古い家では屋敷内に「屋敷神」を祀っていることが多い。屋敷神の大半は稲荷神社で、石造の祠であることが多い。また、町内には立派な社殿がある稲荷神社がいくつかの集落にあって、その村の氏神となっており、稲荷信仰の拡がりを示している。

現当主の四代前の当主が伏見稲荷大社から観請したものという。万年祠を建立したのは、昭和15年現当主の祖父がキツネツキ状態となり、徘徊するようになりそれを鎮めるため。現在は、渋谷家の鎮守様として祭っている。
祭日は、旧3月10日、旧9月15日親類にお参りしてもらう。
 
[ 年代(昭和1926〜)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(稲荷様) | 地域(小山) | 年代(昭和1926〜) ]
[ ホーム| ]