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西川町の歩み写真集

小山鉱山

カテゴリ: 鉱山 年代: 昭和40年〜
(登録日: 2004/11/22 更新日: 2005/03/08)


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町内14か所にのぼる鉱山
 戦後の復興を担ってきたエネルギーの主役は石炭であったが、次第に石炭から石油へとエネルギー改革が進み、昭和34年(1959年)に起きた三池炭鉱争議は国における象徴的な出来事となった。
 戦時中の重要鉱物採掘の強行や戦後の石炭鉄鋼傾斜生産、基幹産業の育成等の国策により、県内でも一時期100以上を数える鉱山があったが、町内の鉱山は、古いものでは江戸時代に採掘されたものがあり、明治、大正、昭和初期から再採鉱、あるいは、新たに採掘され、その数は14ほどにも上った。鉱山のほとんどが金属鉱山で、金、銀、銅、鉛、亜鉛、硫化鉄鋼が主な鉱種であった。
 しかし、乱掘による鉱床の荒廃、金属の貿易自由化、景気変動による経営難、エネルギー革命の地方波及等により、小山鉱山が昭和31年(1956年)をピークに生産量を減ずるように、各鉱山においても次第に生産量を減じて、昭和40年代半ばから相次いで鉱業権を放棄している。
 
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