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西川町の文化財

月山神社・出羽神社・湯殿山神社摂社月山・出羽・湯殿山三神社社殿

カテゴリ: 国指定重要文化財 地域: 西川町
(登録日: 2004/10/25 更新日: 2011/03/02)


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司馬温公カメ破りの図(咄嗟の機転)
司馬温公(司馬光)は資治通鑑二九八巻を著した学者であり、政治家でもあった。彼が幼時友達と水甕のまわりで遊んでいたとき、ひとりが誤って甕の中に落ちた。そのとき温公は「器は人命より軽し」といって甕を割って友を助けた。
 この図は「水」を扱ったもので、鎮防火燭(防火)の願いもこめられているのであろう。

指定年月日   平成12年5月25日
所 有 者   月山神社出羽神社湯殿山神社
所 在 地  西川町大字岩根沢字上ノ平95-3

 岩根沢は月山及び湯殿山の東南に位置し、出羽神社への登拝口の修験集落である。通常、当該神社は岩根沢三山神社と呼ばれている。
旧日月寺本堂は天保7年(1836年)の火災後、同12年(1841年)に再建され、正面の向拝部分は少し遅れて安政5年(1858年)に完成した。
 仏堂から客殿、座敷、庫裏等の機能を一つに併せた類例の少ない構成の複合建築であり、桁行(正面総長)66.9mという破格の規模を誇っている。 
 出羽三山への登拝口の建築物が殆ど失われた現在、当該神社社殿は登拝口に唯一残された中心建築であり、貴重な修験道建築の遺構として重要である。
 なお、本殿正面虹梁の龍の彫刻、中国の故事「司馬温公」カメ破り等は郷土(西川町田代)の生んだ彫刻師「荒木文五郎」(後に高山文五郎)の大作であると伝えられている。
 
(52件)
01 国指定重要文化財 02 山門正面 03 山門額 湯殿山 04 山門内部 天狗面
05 本殿階段 06 説明版 07 高山文五郎 08 龍頭 (左)
09 龍頭 (右) 10 獅子頭 (左) 11 獅子頭 (右) 12 伽藍右 庫裏方向
13 本殿内部 14 巨大な三山額 15 廊下内部 16 大黒柱と恵比寿像
17 大黒柱と大黒像 18 台所内部 19 荘重な梁構造 20 兜造りの山門
21 湯殿山 22 大きな天狗面 23 社殿への石段 24 山姥
25 文化財説明板 26 社殿を見上げる 27 高山文五郎 28 波に龍
29 迫力の龍頭 30 一対で阿吽か 31 木鼻の獅子頭 32 木鼻の獅子頭
33 庫裏 34 社殿内部 35 内陣 36 内陣
37 内陣 38 内陣正面 39 三山額 40 廊下
41 庫裏内部 42 大黒様 43 恵比寿様 44 台所内部
45 荘重な梁構造 46 大黒柱 47 山姥 48 山門を見る
49 玄関 50 玄関 51 玄関 52 玄関

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