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 メシアン:トゥーランガリラ交響曲
カテゴリ: おすすめレビュー  地域: どこか  (登録日: 2006/07/14  更新日: 2025/10/19)
 
| 2004
 ワーナーミュージック・ジャパン
 ナガノ(ケント), メシアン, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, エマール(ピエール=ローラン), キム(ドミニク)
 
 この「おすすめレビュー」は、mixiの「おすすめレビュー」(CDクラシック)に投稿したものです。
 
 |  おすすめレビュー
| いやあ、あまりに有名な作品なのに、今まで聴く機会を逃していたのが不思議というか、恥ずかしいというか。でも、ついに聴きました。とても耳に優しい聴きやすさです。これはかなりいい! CDでなく是非とも生で聴いてみたい!
 
 演奏がめちゃくちゃいい。演奏のこの「のりのり」感はものすごい魅力です。ベルリン・フィルですか。さすがですね。それから「トゥーランガリラ」と言えば何と言ってもオンドマルトノ。よく鳴っていますね〜。オンドマルトノという楽器はトゥーランガリラによって知られたと言ってもいいぐらい。名前だけ知っているのに聴いたことなかったのがフシギなぐらい。
 
 全体を通しての印象は20世紀音楽というよりは、音の豊穣さが何よりも印象的。「グレの歌」にまさるとも劣らず。そうそう19世紀のロマンティシズムの香りがぷんぷんです。先鋭な「鳥のカタログ」とはまるで趣向が違う!
 
 思いきりメシアンを感じる。次は車の中でガンガン聴こう!
 
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