★アンサンブルノーヴァ・サマーコンサート2017 「ニルス・ゲーゼ生誕200年」 8/6(日) ホクト文化ホール中ホール
ネットでコンサートを調べていたら、デンマーク「ゲーゼ」という聞いた事もない作曲家の作品が演奏されるコンサートであることを知り、これは聴きに行ってみたいと思い、聴きに行ってきました。
アンサンブルノーヴァは今回初めて聴きます。長野市にあるアンサンブルのグループ。長野市のような規模の都市だと、これぐらいの質を伴うアンサンブルが組めるのかという思いも抱きながらコンサートを聴きました。
長野市でこういう聴いた事もない作曲家の作品を演奏すること自体が得難いことです。一体どのような客層に向けたコンサートなのだろうかと思うわけですが、企業経営者らしき比較的高い年齢の方々が多かった。八十二文化財団提携事業と銘打たれています。八十二銀行のお客様筋ではないだろうかと思います。
★1曲目はスコットランド序曲「高地にて」Op.7。 いかにもデンマークという北欧的な情緒のある曲。既知の作曲家ではグリーグに一番近い。あえて挙げれば「ペール・ギュント」。
★2曲目は交響曲第5番ニ短調Op.25(ピアノ独奏付) これも面白い曲。ピアノ協奏曲ではなく、オーケストラの楽器編成の一楽器としてピアノが組み込まれています。松代出身で東京芸大在学中の久保亮太という若手ピアニストがピアノ演奏。
ゲーゼはメンデルスゾーンの弟子に当たり、恩師を鏡に母国デンマークの音楽教育の礎をなした人物です。デンマークの代表的な作曲家ニールセンが活躍するのはそれから数十年後のこと。
音楽の事はそれなりに知っているようでいながら、実はほんのわずかのことしか知らないというのが本当のところです。こういう機会を通して少しずつ、見聞が広まり、世界観が広がっていきます。
おらほねっと/ミッチーのブログから次の記事を転載 ホクト文化ホールでゲーゼを聴く https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=16428
|