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フェーズ8:PopCornエンハンス版による再更新

分類目次: ケーススタディ:「長野オリンピック追体験」
(初期登録: 1999/07/21 更新日: 2004/04/21)

PopCornエンハンスの妙味


フェーズ7までを繰り返した後、早いもので1年数カ月が経過しました。この間にも、PopCornはエンハンス(機能強化)を重ねてきました。エンハンスの内容は多岐に渡りますが、ページ生成スクリプトに若干の記述を加えてPopCornを実行するだけでサイト全体のレイアウトが一新されます。フェーズ8では、主にレイアウト機能のがサイトに反映されるようにしてみました。ついでにいささか粗雑だったホームページをWebページエディタ「DreamWeaver」を使ってレイアウトし直しました。

データには何の変更も加えませんでしたが、新しいPopCornを使うだけで、レイアウトなどが一新されてしまいます。これもPopCornの妙味ではないでしょうか。
 

目次のテーブル組み指定


PopCornの新機能のうち、「目次のテーブル組み」機能を活かしました。テーブル組みをするためには、ページ生成スクリプトに以下の記述を加えます。

$GLINE = "on";
$GLINE_COLOR_HEAD = "#666666";
$GLINE_COLOR = "#333333";
$GCLIP_MARK = "<font color\=\"orange\">▼</font>";

$GLINEが"on"で目次がテーブル組みされます。"on"以外の場合は、HTLMのリスト定義タグulを適用します。テーブルのヘッダ背景色は$GLINE_COLOR_HEADに、テーブルのその他の背景色は$GLINE_COLORに定義します。$GCLIP_MARKには、行の連番先頭に付けるマークを定義します。省略時は#になります。
 

グローバルナビのプルダウンメニュー化


ページ生成スクリプトに以下の記述を加えると、グローバルナビがプルダウンメニューになります。

$GPULLDOWN = "on";

この定義は簡単ですが、ホームページの目次を自動更新するように設定してある場合は、プルダウンメニュー化に合わせて少し変更を加える必要があります。

▼HEAD部にプルダウンメニュー処理のJavaScriptスクリプトを加えます。
<script language="JavaScript"><!-- Hide from old browsers
function LinkSelect(form, sel)
{
adrs = sel.options[sel.selectedIndex].value;
if (adrs != "-" ) location.href = adrs;
}
// Stop hiding from old browsers -->
</script>

▼BODY部に以下の自動更新用のコメントタグをFORMタグで挟みます。目次はプルダウンメニュー化に合わせてテーブル組みにしました。タグ付けは少し複雑ですが、以下の構造が保たれていれば、ページ生成時にちゃんとメニューが更新されます。
<form method="post" name="gmenu">
<!--ja_cat-->
<!--ja_rgn-->
<!--ja_date-->
<!--ja_update-->
</form>
 

DreamWeaverを使ってみると


ページレイアウトは、Webページエディタの威力にはかないません。ホームページのみDreamWeaverでレイアウトを編集してみました。ただWebページエディタを使うと、関心事は限りなくレイアウトに偏っていきます。知識形成を支援するPopCornとの設計思想の違いが端的にあらわれてきます。いくらやってもきりがないので、ほとほどのところで切り上げました。また、<!--ja_cat-->のようなPopCorn用のタグが編集していくうちに崩されることがあるので要注意です。結局、DreamWeaverで編集した後、テキストエディタでHTMLタグを修正し、またDreamWeaverで編集…と二つのエディタを往復してしまいました。それでも、レイアウトにWebページエディタを使うメリットはあるようです。
 

スクリプトの定義

自動生成スクリプト

出来上がったサイトは?


フェーズ8に要した時間は90分以上だったでしょうか。DreamWeaverはなかなかに強力なツールですが、納得できるレイアウトに仕上げるには結構時間がかかります。手間がかかり、デザインセンスが要求されるとなると、このプロセスはプロのデザイナーに頼みたくなります。
 
『長野オリンピック追体験』フェーズ8
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