たこあしニュース
最近の蕪栗沼の鳥
項目別インデックス: いきもの情報 : いきもの情報
(月別インデックス: 2004/01/06 更新日: 2004/01/29)
宮城県内で越冬するマガンの数が大きく変動しています。
janetMLで報告されたデータを簡単に整理すると、次のようになります。
| 日付 |
宮城県内 |
秋田県小友沼 |
全国 |
出典 |
| 11月11日 |
68,956羽 |
9,400羽 |
81,427羽 |
janetML458,519 |
| 11月21日 |
39,849羽 |
22,056羽 |
− |
janetML486 |
| 12月11日 |
71,856羽 |
5,610羽 |
80,373羽 |
janetML550 |
| 12月17日 |
49,349羽 |
51,372羽 |
100,721羽 |
janetML562 |
| 12月25日 |
72,755羽 |
35,500羽 |
115,095羽 |
janetML589 |
このように、宮城県内での越冬数と秋田県小友沼での就塒数の増減は同調しているようにみえます。おそらく、気象条件(寒波到来による降雪、積雪、結氷)によりマガンは宮城県と秋田県を数万羽単位で移動しているものと考えられます。特にこの冬は暖冬のため、暖かければ秋田県へ、寒波が来ると宮城県へと移動しているようです。
移動に伴うエネルギーロスと採食効率との関係については今後の研究が待たれますが、非常に興味深い結果に注目していきたいところです。
それにしても、わが国に11万羽を超えるマガンが越冬しているとは、予想外でした。
なお、蕪栗沼には他にも、亜種オオヒシクイが1,000羽超、亜種シジュウカラガンが1羽、ハクガンが1羽見られています。
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