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PopCornのマスタデータがテキストであることの今日的意義

カテゴリ: 記事 地域: どこか
(登録日: 2017/02/02 更新日: 2017/02/02)


記録日: 2017/02/01


全文(再掲)


PopCornのマスタデータがテキストであることの今日的意義
〜機械判読できるオープンデータという意味の再発見〜

長野大学 前川道博


オープンデータの社会的意義が叫ばれている一方で、オープンデータが今一つ盛り上がらない、社会全体に広がりきれない、という「踊り場」感を日々感じています。オープンデータの普及啓発イベントInternational Open Data Dayも毎年開かれていますが、その性格からすると参加数は二次曲線を描く増加でないと本当はおかしい。それがリニアな微増ないし横ばいという状況です。本当にオープンデータの有用性を誰もが感じていないのではないかと思って数年経ちます。上(総務省?)から言われてやっているのかな、という印象です。

上意下達という面はあるにせよ、オープンデータは本当に有用である。有用性を実感するには、他人事のように考えがちな地域のことを考える前に、まずは自分のデータを見つめ直してみればよいと思っています。PushCornのマイナーなバージョンアップ(2017年1月、マスタデータのテーブルデータ(TEXT形式)の出力を機能追加)はその支援にねらいがあります。機能強化するとそれは全てのサイトに適用されるので、一気に状況が前進します。私のサイトでもこれを試してみました。

★サイト『ミッチーのほぼ日記』
 http://www.mmdb.net/yamagata-net/usr/mae/hobo/
★そのテーブルデータ(TEXT)
 http://www.mmdb.net/yamagata-net/usr/mae/hobo/hobo.txt
このサイトは2005年から始めました。当時、mixiの日記に投稿していたデータをその後、力作業で全てこのサイトに載せ替えました。そのデータの中にはGoogleMapsの位置情報もあり、それも移し替えてあります。テーブルデータで生成したことにより、これらが「機械判読」できるようになり、実用性が向上しました。
テーブルデータはオープンデータサイトLinkDataの入力データとしてそのまま使えます。テーブルデータの登録はとても楽です。LinkDataに載せ替えてみると、GoogleMaps上に位置情報がマッピングされてデータを機械判読可能にした効果がてきめんに現れました。
★LinkData/『ミッチーのほぼ日記』データ一覧
 http://citydata.jp/%E9%95%B7%E9%87%8E...

PopCorn/PushCornはもともと機械判読可能なテーブルデータをマスタデータとして更新するツールです。非定型的ドキュメントを編集するねらいがあるので、この方式でないとデータ管理は難しくなります。そのため、テーブルデータにしています。データはデータベース管理を想定し、このマスタデータはDB(データベース)ソースと呼んできました。マスタがテキストデータであることによりデータの可搬性、移植性が高まります。LinkDataに簡単に載せることができるのもTEXT形式のテーブルデータであることに他なりません。10年、20年運用に何とか耐えているのはベースがテキストデータであることに理由があると思います。ツール(PopCorn/PushCorn)は変わってもデータは延命します。

★『ミッチーのほぼ日記』のマスタデータ(DBソース)
 http://www.mmdb.net/yamagata-net/usr/mae/hobo/master/hobo.db
PushCornもPopCornは早い話、このデータを更新するためのツールです。

オープンデータを使うアプリを開発しようというオープンデータの啓発がされていますが、些末なアプリが乱開発される傾向があり、やや懸念するところです。もっとオープンデータと機械判読の可能性という原点に立ち返り、この問題を考え直したいものだと思っています。
(2017/02/02)
 
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